「0歳から英語の絵本って早すぎない?」
「やっぱりまずは日本語をしっかり覚えてからがいい?」
赤ちゃんの読み聞かせにおいて、英語と日本語の絵本をどう使い分けるかは、多くのママ・パパが悩むポイントです。
実は、この使い分け方次第で、言語発達のスピードや発音の吸収力に大きな差が出ます。
この記事では、
- 英語と日本語の絵本、それぞれのメリット
- 月齢ごとの使い分けのコツ
- おすすめ絵本と読み聞かせの実践方法
をわかりやすく解説します。
1. 英語と日本語の絵本、それぞれのメリット
日本語絵本のメリット
- 母語の土台を作る
- 日本語の語彙・文法を豊かに吸収できる
- 情緒やストーリー理解がしやすい
- 家族との会話と直結しやすい
赤ちゃんは母語を通じて「世界の捉え方」を学びます。
0歳〜3歳までは、日本語のリズムやイントネーションを繰り返し耳にすることで、自然に言葉の感覚が育ちます。
英語絵本のメリット
- ネイティブ発音を自然に吸収
- リズムや音感が楽しい
- 異文化や多様な表現に触れられる
- 英語耳が育つ臨界期に効果的
特に0歳〜6歳は、英語の音を雑音ではなく言語として認識できる黄金期。
絵本を通して、英語の音・リズム・抑揚を自然に取り入れられます。
2. 月齢別・使い分けのポイント
0〜6か月
- 日本語絵本多め(8割):英語絵本(2割)
- 短い文章・音や色を楽しむ本が◎
- 英語絵本はCDや音声つきがおすすめ
例:
- 日本語:『いないいないばあ』(松谷みよ子)
- 英語:『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
7〜12か月
- 日本語絵本(6割):英語絵本(4割)
- 擬音語や繰り返しフレーズの多い本を増やす
- 英語は親が無理せず音声を活用
例:
- 日本語:『だるまさんが』(かがくいひろし)
- 英語:『Dear Zoo』
1〜2歳
- 日本語と英語を半々に
- ストーリー性のある本も取り入れる
- 英語は歌やリズム系も活用
例:
- 日本語:『おつきさまこんばんは』
- 英語:『The Very Hungry Caterpillar』
3. 英語と日本語の使い分け実践法
(1)1日の中で時間を分ける
- 朝や昼:日本語絵本(生活とリンク)
- 夜や遊び時間:英語絵本(音楽・歌と合わせて)
(2)テーマでリンクさせる
同じテーマの絵本を日本語と英語で読むと、言葉の橋渡しができます。
例:
- 日本語:『きんぎょがにげた』
- 英語:『Where’s Spot?』
(どちらも「探す」テーマ)
(3)音声を活用する
英語は正しい発音を聞くことが大切。
親が発音に自信がなくても、読み聞かせ音源や動画を活用すればOKです。
4. よくある疑問と答え
Q. 英語を先に始めると日本語が遅れる?
→ 心配無用。母語環境がしっかりあれば、日本語の発達に影響はほとんどありません。
Q. 英語はどれくらい読めばいい?
→ 1日5〜10分で十分。無理なく毎日続けることが大切です。
Q. 親が英語を読めなくても大丈夫?
→ 大丈夫です。絵やリズムを一緒に楽しむことが目的。音声付き絵本を活用しましょう。
5. 月齢別おすすめ絵本リスト
日本語絵本
- 『いないいないばあ』松谷みよ子
- 『だるまさんが』かがくいひろし
- 『おつきさまこんばんは』林明子
英語絵本
- 『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
- 『Dear Zoo』
- 『The Very Hungry Caterpillar』

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まとめ
- 0歳〜1歳は日本語多め→徐々に英語の割合を増やす
- 英語と日本語はテーマや時間で分けると効果的
- 音声付き絵本やリズム系で楽しく継続する
英語と日本語をバランスよく取り入れることで、赤ちゃんは二つの言語を自然に吸収します。
まずは1日1冊、無理なくスタートしてみましょう。
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